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IBM拡張漢字について、簡単に、必要な事項を書き出しておきます。
(IBM、とは"International Business Machines"の略で、世界最大のコンピュータメーカー……だそうです)
↓IBM拡張漢字のサンプル(フォントはMSゴシック)
IBM拡張漢字が使える環境は、以下の通りです。
(要するに、Unicodeが使える環境ではIBM拡張漢字は間違いなく使えるはずです…)
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Windowsの場合
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最新のOS(XPなど)/ソフトであれば、ほぼ使用することができるはずです。
ただし、古いアプリケーションや、メールソフトなどによっては非対応である場合があります。
もともと、IBM拡張漢字はその名の通り「拡張」された文字であるため、以前はメールでは使うことができない文字でした。
今では、表示できるソフトも増えているでしょうが、相手の環境を考えれば、あまりメールでは使わない方がいい文字であると言えます。
さらに、Webでの使用にも問題があります。
例えば、MacOS9以下の環境では、OSレベルでIBM拡張漢字が表示できないため、当然ながらブラウザでも表示できません。
万人に見てもらうことを目的としたWebページでは、IBM拡張漢字はあまり使うべきではないでしょう。
使う場合は、画像にして使うのが得策かと思います。
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Macintoshの場合
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OS9.x以下の環境では、そもそもUnicodeに対応しきれていないようなので、どうも表示自体ができない(=使用できない)ようです。
OS9の基本フォントであるOsakaにも、IBM拡張漢字のコードに当たる部分には文字がほとんど入っていませんし……。
俗に言う「豆腐文字 □□」で表示されてしまいます。
OSX環境では、Unicodeに対応しているため、一応使用可能です。
少なくとも、文字パレットにはちゃんと表示されます。
ただし、アプリケーションによっては、入力できない場合もあるようです(AppleWorksやIllustratorなどは入力できないとか? バージョンにもよるかもしれませんが、とにかく使えないソフトもあるのだということをご了承ください)。
また、IBM拡張漢字は、相手の環境によって表示されないことがあるので、メールでは使わない方がいい文字です。
さらに、Webでの使用にも問題があります。
MacOS9以下の環境では、OSレベルでIBM拡張漢字が表示できないため、当然ながらブラウザでも表示できません。
万人に見てもらうことを目的としたWebページでは、IBM拡張漢字はあまり使うべきではないでしょう。
使う場合は、画像にして使うのが得策かと思います。
*Special THANX
亮月製作所の桂光亮月さんに、MacOSXでのIBM拡張漢字環境の動作確認に関して、非常にお世話になりました。
亮月さん、いつもありがとうございます*
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